C01ブランド/開発ストーリー
ナノのさらに10分の1という、水の細かさ
mofuwaの資料には、電解水の水分子が「ナノのさらに10分の1」の大きさにコントロールされていると書かれています。社名のワンテンス(ONETENTH)も、この10分の1から来ています。ただ、この大きさを家の中で確かめる道具はありません。見ても手に触れても分からない話なので、数字だけを受け取っても行き止まりになります。この記事では、その大きさが何を指しているのか、大きさが変わったときに何が観察されたのか、そして家では何が見えるのかを順に書きます。
ナノの下にもう1桁ある|電解水の水分子の大きさを受け取るときの考え方
ナノメートルという単位は、1メートルを10億に割った長さです。この単位はもう日常の感覚から離れていますが、資料が書いているのはそこからさらに1桁下の話です。特許の電気分解によって、高機能性電解還元水の水分子がナノより10分の1のサイズにコントロールされている、という書き方になっています。
この大きさは、家では確かめられません。手に取っても、光に当てても、口に含んでも分かりません。電解水を扱っている工場の中でも、大きさそのものを見ているわけではなく、装置の条件と、出てきた水に何が起きるかを見ています。大きさの数字は、確かめた結果ではなく、確かめるための入口だと考えるほうが近いと思います。
だから、この記事で細かさを持ち上げることはしません。細かいほど体に何かが起きる、という話にはつながらないからです。水分子の大きさが変わると、水の振る舞いのうち観察できる部分が変わる。そこまでが言えることの範囲で、その先は試験条件ごとに切って見ていくしかありません。
比べている相手はナノメートルという単位のほうで、他社の水と比べた倍率ではありません。大きさを競った数字ではなく、どこまで細かく制御できるかという装置の仕様を指した数字です。この区別を外すと、比較の主張として読まれてしまいます。
大きさが変わると、見える場所が変わる|電解水の水分子について確かめられた変化
大きさそのものは見えませんが、細かくした電解水が何をしたかは観察されています。いちばんはっきり残っているのは、毛を使った観察です。毛は外側からキューティクル層、コルテックス層、そして中心のメデュラ層という三層構造になっています。この電解水は毛に触れた瞬間に内部へ入り、いちばん奥のメデュラ領域から膨潤が確認されました。表面に乗って終わるのではなく、内側まで届いていたということです。
水分子の細かさに近い話として、浸透の側には倍率がついています。精製水と比べて35倍という数字です。ここは慎重に扱う必要があって、これは自社で測った検証値で、外部の検査機関が出した数字とは別に置いています。生菌を数えた試験のように、検査機関の名前と接触時間が並ぶ形の記録とは性質が違います。同じ資料の中でも、誰が測った数字なのかで扱いが変わります。
もうひとつ観察されているのが、油との混ざり方です。ごま油を相手にした試験では、水道水、飲料用のアルカリイオン水、そして高機能性電解還元水の3つを並べています。飲料用のアルカリイオン水はほとんど乳化しませんが、こちらは油と混ざって乳化・けん化が進みます。被毛の根元にある皮脂が浮いてくるのは、この性質のほうです。
| 観察されていること | この観察から言えないこと |
|---|---|
| 毛の内部、メデュラ領域から膨潤が確認された | 皮膚の内側で何が起きるか |
| 精製水と比べた浸透の検証値が35倍だった | その差が家のケアで何倍になるか |
| ごま油と混ざって乳化・けん化が進んだ | 落ちる汚れの量が何割増えるか |
| 試験条件ごとに生菌が検出されなかった | 犬や猫の体の上で同じことが起きるか |
細かさを毎回そろえているのは装置の側|電解水の水分子の大きさが決まる背景
水分子を細かくする話は、水の側ではなく装置の側で決まります。特許5253483の三室ダブルイン型では、電解槽をカソード室、中間室、アノード室の3つに分け、中間室との境目にイオンだけを通す膜を置きます。電解質は中間室に留まるので、出てくる水に電解質からくる不純物が混ざりません。水に電気を通すために足したものが、製品の側に残らない構造です。
水を2方向から入れるので、電解の効率が上がり、できた水の性質が長く保たれます。効率のほうは数字が残っていて、飲料用のアルカリイオン水が20%程度にとどまるのに対し、この装置ではほぼ100%まで電解されます。毎回同じ細かさの水を出せるかどうかは、この効率で決まっています。ばらついた水を出す装置では、大きさの話をする意味がありません。
不純物が混ざらないので、確かめ方の側も選べます。飲みものに当てる清涼飲料水の規格基準を持ち出して測れますし、菌を相手にした試験では、一般細菌なら30秒、エンベロープを持つウィルスなら60秒という試験条件ごとに、生菌が検出されなかったという結果が残っています。測っているのは江東微生物研究所や日本食品分析センターといった外部の検査機関です。大きさの話と、この試験の話は別の記録で、混ぜて読むと書いていないことまで読めてしまいます。
家で分かるのは大きさではない|細かい電解水を毎日使ってきた経験に残るもの
使っている飼い主の側に、水分子の大きさは見えません。見えるのは、吹いたあとに乾くまでの時間、指を通したときのべたつき方、ブラシの通り、鼻を近づけたときのにおいの立ち方くらいです。この4つは道具なしで分かるので、家で電解水を見るならこちらのほうが確かです。
- 吹いたあと、毛が重くなったまま残るかどうか
- 根元まで指を入れたときに、しっとりを通り越してべたつくかどうか
- 梳かしたときにブラシが引っかかる回数が変わるかどうか
- 被毛に鼻を近づけたときのにおいの立ち方が変わるかどうか
グルーミングスプレーが毎日の道具として置けるのは、この4つが崩れないからです。被毛の根元からは毎日皮脂が上がってきますし、外に出れば外の汚れも乗ります。そこへ湯を使うケアを毎日重ねるのは、その子の側も、手を動かす人の側も続きません。毎日のあいだをつなぐには、吹いたあとが軽く仕上がることが条件になります。水が細かいことは、この仕上がりを支える土台のほうに入っています。
犬と猫は体についたものを舐めるので、量を控えながら使うようなものにはできません。グルーミングスプレーの中身を電解水だけで組んでおけば、被毛をかき分けて根元の面が湿るまで吹けます。ブラシを入れる前にひと吹きしておくと、通りが変わって静電気も立ちにくくなります。細かさの意味が家で出てくるのは、量をためらわずに使える場面のほうでした。
ナノのさらに10分の1という数字は、家の中では一生確かめられません。それでも、この数字を追いかけて装置を作り直してきた時間があるから、毎日くり返す形の1本になりました。飼い主が見るべきは大きさの桁ではなく、明日も同じ手順でくり返せるかどうかのほうだと思います。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見る本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
