C01ブランド/開発ストーリー

ナノのさらに10分の1という、水の細かさ

公開日 2024年12月22日|文=mofuwa編集部

明るい窓辺の淡いグレーのブランケットの上で、静かに休んでいる淡い金色の子犬
大きさそのものは見えませんが、梳かしたときの通りには違いが出ます。写真:Helena Lopes/Pexels

mofuwaの資料には、電解水の水分子が「ナノのさらに10分の1」の大きさにコントロールされていると書かれています。社名のワンテンス(ONETENTH)も、この10分の1から来ています。ただ、この大きさを家の中で確かめる道具はありません。見ても手に触れても分からない話なので、数字だけを受け取っても行き止まりになります。この記事では、その大きさが何を指しているのか、大きさが変わったときに何が観察されたのか、そして家では何が見えるのかを順に書きます。

ナノの下にもう1桁ある|電解水の水分子の大きさを受け取るときの考え方

ナノメートルという単位は、1メートルを10億に割った長さです。この単位はもう日常の感覚から離れていますが、資料が書いているのはそこからさらに1桁下の話です。特許の電気分解によって、高機能性電解還元水の水分子がナノより10分の1のサイズにコントロールされている、という書き方になっています。

この大きさは、家では確かめられません。手に取っても、光に当てても、口に含んでも分かりません。電解水を扱っている工場の中でも、大きさそのものを見ているわけではなく、装置の条件と、出てきた水に何が起きるかを見ています。大きさの数字は、確かめた結果ではなく、確かめるための入口だと考えるほうが近いと思います。

だから、この記事で細かさを持ち上げることはしません。細かいほど体に何かが起きる、という話にはつながらないからです。水分子の大きさが変わると、水の振る舞いのうち観察できる部分が変わる。そこまでが言えることの範囲で、その先は試験条件ごとに切って見ていくしかありません。

Note10分の1という数字が、何と比べた値なのか

比べている相手はナノメートルという単位のほうで、他社の水と比べた倍率ではありません。大きさを競った数字ではなく、どこまで細かく制御できるかという装置の仕様を指した数字です。この区別を外すと、比較の主張として読まれてしまいます。

大きさが変わると、見える場所が変わる|電解水の水分子について確かめられた変化

大きさそのものは見えませんが、細かくした電解水が何をしたかは観察されています。いちばんはっきり残っているのは、毛を使った観察です。毛は外側からキューティクル層、コルテックス層、そして中心のメデュラ層という三層構造になっています。この電解水は毛に触れた瞬間に内部へ入り、いちばん奥のメデュラ領域から膨潤が確認されました。表面に乗って終わるのではなく、内側まで届いていたということです。

水分子の細かさに近い話として、浸透の側には倍率がついています。精製水と比べて35倍という数字です。ここは慎重に扱う必要があって、これは自社で測った検証値で、外部の検査機関が出した数字とは別に置いています。生菌を数えた試験のように、検査機関の名前と接触時間が並ぶ形の記録とは性質が違います。同じ資料の中でも、誰が測った数字なのかで扱いが変わります。

もうひとつ観察されているのが、油との混ざり方です。ごま油を相手にした試験では、水道水、飲料用のアルカリイオン水、そして高機能性電解還元水の3つを並べています。飲料用のアルカリイオン水はほとんど乳化しませんが、こちらは油と混ざって乳化・けん化が進みます。被毛の根元にある皮脂が浮いてくるのは、この性質のほうです。

観察されていることと、そこから言えないこと
観察されていることこの観察から言えないこと
毛の内部、メデュラ領域から膨潤が確認された皮膚の内側で何が起きるか
精製水と比べた浸透の検証値が35倍だったその差が家のケアで何倍になるか
ごま油と混ざって乳化・けん化が進んだ落ちる汚れの量が何割増えるか
試験条件ごとに生菌が検出されなかった犬や猫の体の上で同じことが起きるか

細かさを毎回そろえているのは装置の側|電解水の水分子の大きさが決まる背景

水分子を細かくする話は、水の側ではなく装置の側で決まります。特許5253483の三室ダブルイン型では、電解槽をカソード室、中間室、アノード室の3つに分け、中間室との境目にイオンだけを通す膜を置きます。電解質は中間室に留まるので、出てくる水に電解質からくる不純物が混ざりません。水に電気を通すために足したものが、製品の側に残らない構造です。

どれだけ電解できているか 飲料用のアルカリイオン水と、三室ダブルイン型でつくる電解水の電解効率を比べた棒グラフ 飲料用のアルカリイオン水 20%程度 三室ダブルイン型の電解水 ほぼ100%
同じ電解水という言葉でも、どこまで電解できているかがここまで違います。数値は社内資料の記載によるものです。

水を2方向から入れるので、電解の効率が上がり、できた水の性質が長く保たれます。効率のほうは数字が残っていて、飲料用のアルカリイオン水が20%程度にとどまるのに対し、この装置ではほぼ100%まで電解されます。毎回同じ細かさの水を出せるかどうかは、この効率で決まっています。ばらついた水を出す装置では、大きさの話をする意味がありません。

不純物が混ざらないので、確かめ方の側も選べます。飲みものに当てる清涼飲料水の規格基準を持ち出して測れますし、菌を相手にした試験では、一般細菌なら30秒、エンベロープを持つウィルスなら60秒という試験条件ごとに、生菌が検出されなかったという結果が残っています。測っているのは江東微生物研究所や日本食品分析センターといった外部の検査機関です。大きさの話と、この試験の話は別の記録で、混ぜて読むと書いていないことまで読めてしまいます。

家で分かるのは大きさではない|細かい電解水を毎日使ってきた経験に残るもの

使っている飼い主の側に、水分子の大きさは見えません。見えるのは、吹いたあとに乾くまでの時間、指を通したときのべたつき方、ブラシの通り、鼻を近づけたときのにおいの立ち方くらいです。この4つは道具なしで分かるので、家で電解水を見るならこちらのほうが確かです。

グルーミングスプレーが毎日の道具として置けるのは、この4つが崩れないからです。被毛の根元からは毎日皮脂が上がってきますし、外に出れば外の汚れも乗ります。そこへ湯を使うケアを毎日重ねるのは、その子の側も、手を動かす人の側も続きません。毎日のあいだをつなぐには、吹いたあとが軽く仕上がることが条件になります。水が細かいことは、この仕上がりを支える土台のほうに入っています。

犬と猫は体についたものを舐めるので、量を控えながら使うようなものにはできません。グルーミングスプレーの中身を電解水だけで組んでおけば、被毛をかき分けて根元の面が湿るまで吹けます。ブラシを入れる前にひと吹きしておくと、通りが変わって静電気も立ちにくくなります。細かさの意味が家で出てくるのは、量をためらわずに使える場面のほうでした。

ナノのさらに10分の1という数字は、家の中では一生確かめられません。それでも、この数字を追いかけて装置を作り直してきた時間があるから、毎日くり返す形の1本になりました。飼い主が見るべきは大きさの桁ではなく、明日も同じ手順でくり返せるかどうかのほうだと思います。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

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本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。