C01ブランド/開発ストーリー
ペットと飼い主、両方が幸せになる名前にした
mofuwaというブランド名は、「もふもふ」と「ふわふわ」を合わせた4文字です。名前に込めた意味には、主語が2つあります。ペットと、飼い主です。どちらか一方だけが幸せになる名前には、しませんでした。この記事では、ブランド名をこの形にした意味と、社名のワンテンスがまったく違う由来から来ていることを書きます。
「もふもふ」と「ふわふわ」を合わせた4文字
mofuwaというブランド名は、「もふもふ」と「ふわふわ」という2つの言葉からできています。もふもふのmoと、ふわふわのfuwa。並べて4文字にしたものが、mofuwaです。音のやわらかさもありますが、名前にしたかったのは、この2語が指している状態のほうでした。
2つの言葉が指しているのは、毛の状態です。乾いていて、指を入れたときに引っかからない。抱き上げたときに、毛が寝たまま潰れていない。飼い主がその子に触れて「もふもふだ」と思うとき、判断しているのは手ざわりです。ブランド名は、その手ざわりを言葉にしたものだと言えます。先に決めたのは成分でも技術でもなく、この状態でした。
「ふわっと、しあわせ。」というブランドコピーは、mofuwaというブランド名と同じ考えから続いています。ふわっとした状態になることと、幸せになることを、別々のこととして置かなかったということです。名前のほうが先で、コピーはその言い換えにあたります。
もうひとつ書いておきたいことがあります。この由来を、これまで自分たちのサイトに載せていませんでした。名前の意味を説明しないまま、商品だけを並べていたことになります。4文字を見ただけでは、もふもふとふわふわが入っていることに気づく人はほとんどいません。だからここで書いておきます。ブランド名の意味を知らないまま買っている人のほうが、いまも多いはずです。
幸せの主語を2つ書いた理由
mofuwaという名前に込めた意味には、主語が2つあります。ペットも幸せ、飼い主も幸せ。この2つを並べたまま、ブランド名にしました。どちらか一方だけを幸せにする名前なら、もっと分かりやすいものが作れたはずです。片方に寄せなかったところに、この名前の意味があります。
ペットの側だけを見ると、ケアはいくらでも増やせます。毎日ていねいに、時間をかけて、体のすべてに手を入れる。ただ、それを毎日やる人の手間は増えていきます。逆に飼い主の側だけを見ると、短時間で終わるものが正解になります。すると、その子が嫌がるかどうかは後ろへ回ります。2つの主語は、しばしば逆を向きます。
| 名前に入っている主語 | その主語から出てくる条件 |
|---|---|
| ペット | においを足さない。音で驚かせない。肌への負担が少ないものを選ぶ |
| 飼い主 | 手間を増やさない。毎日続けられる。量を気にしなくていい |
| 2つ同時 | どちらかに我慢させて成立するやり方は、名前の意味に合わない |
香りをつけていないのは、この表の1行目から出てきた判断です。ペットは自分のにおいが好きで、余分なにおいはそれ自体が負担になります。香りは人のためのものだ、という整理をしています。人が好む香りを足せば、飼い主の側の満足は上がります。それをやらなかったのは、ブランド名に書いた主語が2つあったからです。
同じことが、容器の音にも出ています。犬と猫に向けたスプレーについて、噴射の音を嫌がる猫がいるという声が飼い主から届きました。そこで中身を変えず、押し出す形のボトルにした商品を用意しています。使う側の満足ではなく、使われる側が逃げないことを先に置いたという順番です。ここも、主語が2つあることの表れだと考えています。
社名のワンテンスは、技術の細かさから来ている
会社の名前は、株式会社ワンテンスです。ONETENTH、つまり10分の1という意味の言葉です。電気分解でつくる水を、ナノレベルのさらに1/10という細かさでコントロールできるという技術の特徴を、そのまま社名にしています。長くこの電気分解の研究を続けてきた会社なので、名前の出どころも技術の側になりました。
この由来には、1滴1滴を世界に広げて、悩みを掬い、幸せの輪を広げていきたい、という言い方が続きます。1滴という単位で語っているのは、扱っているものが水だからです。細かくコントロールできることと、届けたい範囲を広げたいこと。この2つが、ひとつの社名に同居しています。
会社を設立したのは2019年です。社名は技術から、ブランド名は願いから決まっています。由来の方向が逆だということは、それぞれが見ている相手が違うという意味になります。社名が向いているのは、水をどうつくるかという側です。ブランド名が向いているのは、その水を使う犬と猫、そして飼い主の側です。mofuwaというブランド名の意味を、社名の由来から説明できないのは、そのためです。
技術の話から入りたい人には、社名の由来のほうが早く通じます。犬や猫と暮らしていて、毛の手ざわりの話から入りたい人には、ブランド名のほうが通じます。どちらの入り口から入っても、着く先は同じ水です。
名前どおりの状態は、1回では終わらない
もふもふ・ふわふわという状態には、やりにくい性質がひとつあります。1回達成して終わりにならない、という性質です。ペットは体から脂を出しますし、散歩から帰れば外のものも毛についています。手ざわりは、手入れをした直後からゆっくり元へ戻っていきます。ブランド名を状態で決めたということは、その状態を毎日つくり直す話になるということでした。
毎日シャンプーをするのは、手間の面でも肌の面でも難しいです。トリミングサロンに毎日通うこともできません。「毎日きれいにしてあげたい」と「毎日は洗えません」のあいだに、空白が残ります。名前の意味を本気で受け取るなら、この空白のほうを埋めないと話が進みません。
mofuwaのグルーミングスプレーは、その空白のためにある商品です。吹きかけて、拭くか梳かすだけで終わります。清涼飲料水の規格基準に照らして確かめた水でできているので、量を気にせず使えます。舐めることを先に置いて設計しているから、たっぷりかけても困らない、という順番です。
- ブラッシングの前に吹きかける:静電気の起きにくい状態で梳かせます。グルーミングスプレーはブラッシングスプレーとしても使えるので、1本で2つの役目を持ちます
- 湯船に入れないという選び方:お風呂そのものが負担になる子には、そうしないほうがいい日があります。できない子として扱うのか、そうしないほうがいい子として扱うのかで、道具の選び方が変わります
- 量を控えないで使う:足りない量で済ませると、毛の奥のほうが乾いたまま残ります。もふもふ・ふわふわのほうが遠ざかります
ブランド名の意味は、パッケージの表よりも、こういう細かいところに残っています。もふもふ・ふわふわを名前にしたのなら、それを毎日つくれる形にしないと、名前のほうが嘘になる。ペットと飼い主の両方の幸せを名前に書いたのなら、どちらかに我慢させる形は選べない。mofuwaという4文字は、私たちにとってそういう縛りとして働いています。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見る本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
