C01ブランド/開発ストーリー

水の会社が、ペットの毎日に関わる意味

公開日 2026年8月2日|文=mofuwa編集部

同じ水を持ち込んできた分野 1997年の感染症対策から2023年の動物分野まで、同じ電解水がどの分野に持ち込まれてきたかを示した年表 本業は水をつくること。犬と猫は、いちばん最後に現れた相手です 1997 細菌・ウィルスの感染症対策 細胞の再生医療も同じ時期 2005 植物成分の抽出 2011 歯の再生医療 2017 農作物の洗浄・殺菌 2021 空気の浄化 2023 動物分野 犬と猫は、この並びのいちばん最後です
同じ一滴を、違う場所に持っていくという仕事です。

感染症対策、歯の再生医療、農作物の洗浄、空気の浄化。ワンテンスは1995年から水の電気分解を研究してきた会社で、ずいぶん違う場所に同じ水を持ち込んできました。犬と猫は、その並びのいちばん最後に現れた相手です。この記事では、水の会社がなぜそこにたどり着いたのかを書きます。

本業は、水をつくることです

はじめに立ち位置を書いておきます。どこから来た会社が作っているものなのかが分からないと、この先の話はただの宣伝文句に見えてしまうからです。株式会社ワンテンスの事業は3つあります。

つまりmofuwaは、この会社が持っている水の、使い道のひとつです。ペット用品を作るために水を開発したのではなく、順番は逆でした。先に水があり、そのあとで犬と猫という届け先が見つかった。この順序は、製品の中身にもそのまま出ています。

Note工場は神奈川県川崎市にあります

電解水は輸送や保管で性質が変わりやすいため、製造の場所と工程を自社で持っています。水そのものを外から買ってきているわけではありません。

同じ水を、まるで違う場所に持ち込んできた

1995年からの共同研究の相手先を並べると、分野がばらばらであることに気づきます。

電解水が持ち込まれてきた分野
分野時期の目安
細菌・ウィルスの感染症対策、細胞の再生医療1997年〜
植物成分の抽出2005年〜
歯の再生医療2011年〜
農作物の洗浄・殺菌2017年〜
空気の浄化2021年〜
動物分野2023年〜

ばらけているのには理由があります。電解水は、用途を決めて設計された薬剤ではありません。性質を変えた水です。だから「この水で何ができるか」は、持ち込んでみるまで分かりません。用途が先にあって成分を組み立てる開発とは、進み方がまるで違います。

分野が並んで見えると、まるで計画的に広げてきたように読めるかもしれません。実際はその逆で、ひとつの分野で確かめたことが次の分野への手がかりになる、という進み方でした。研究の歴史は、当てはまる場所を探し続けた歴史でもありました。

犬と猫の条件が、この水と噛み合った

では、なぜ犬と猫だったのか。条件を並べると分かりやすくなります。

犬と猫の側の条件と、この水の性質
犬と猫の条件噛み合った点
体に付いたものを舐める電解質由来の不純物が入らず、清涼飲料水の規格基準をクリアできる
においに敏感無色・無臭で、香りをつける必要がない
毛が密集している微細な水分子で、被毛のあいだに入りやすい
毎日シャンプーはできない洗う日と洗う日のあいだも、そのまま毎日かけられる

とくに1つ目が大きい条件でした。人の化粧品なら、舐めることを前提にする必要はありません。舐める前提で作れる原料というのは、実はそれほど多くありません。犬も猫も、体に付いたものはほぼ確実に口に入れます。だから「肌に付けて問題ないか」だけでなく「口に入っても問題ないか」を同時に満たす必要があり、この2つ目の条件が原料の候補をかなり絞り込みます。

残りの3つも、犬や猫に固有の条件です。香りでごまかせない、毛の下まで届かないと意味がない、毎日は洗えない。この4つを同時に満たそうとすると、足す方向の設計はどんどん苦しくなります。水そのものの性質でまかなえるなら、そのほうが条件に素直だった、ということです。

この4つをいちばん素直に1本の形にしたのが、mofuwa グルーミングスプレーです。中身は原料水そのもので、香りは足していません。微細な水分子なので毛のあいだに入り、口に入っても差し支えのない基準に合わせているため、量を加減しなくてよい。毎日きれいにしてあげたいという飼い主の気持ちと、毎日は洗えないという事実のあいだを、この1本で埋めています。散歩から帰った足まわり、寝床でこすれた背中、ブラッシングの前。1日に何度かけるかを気にしなくていいことが、そのまま使いやすさになっています。

Point浸透しやすさは、毛のある体で効いてきます

この電解水は、電気分解によってナノより1/10のサイズにコントロールされた微細な水分子でできています。浸透力は精製水の35倍という試験結果があります。毛の密集した体で、地肌まで届くかどうかは、人に使うときより重要になります。

水の会社であることが、書ける範囲を決めている

この立ち位置には、制約もあります。

私たちが説明できるのは、水がどう作られ、どんな条件で何を測ったかまでです。その先、犬や猫の体の中で何が起きるかは、獣医療の領域になります。同じ水を使っても、その子の体質や、いま起きていることによって受け取り方は変わります。そこを一律に語れる立場に、水をつくる会社はありません。

だからmofuwaの記事では、この水で皮膚炎が治りますのような書き方をしません。書けるのは、こういう装置で作った水を、こういう条件で測ったらこうなった、というところまでです。

物足りない書き方だと思われるかもしれません。ただ、水の会社が獣医師の代わりをしはじめると、ろくなことになりません。境界は守っておくべきものだと考えています。

一滴を、どこに届けるか

社名の「ワンテンス」は、ナノより1/10のサイズにコントロールできる技術に由来しています。ただ、名前に込めたのは技術の説明だけではありませんでした。

長く研究してきたこの一滴を、悩んでいる場所に届けていきたい。医療でも、農業でも、そして犬と猫の毎日でも。持っていく先が変わるだけで、やっていることは同じです。

おかげさまで、mofuwaシリーズは累計50万本以上になりました。研究室で作っていた水が、いま何十万という家庭のリビングにあります。ここまで来ると思っていた人は、当時ひとりもいなかったはずです。

水の会社がペットの毎日に関わる意味は、たぶんここにあります。毎日使うものだから、毎日使っても問題のないものである必要がある。特別な日のための強い製品より、何でもない日に何度でも使えるもの。それを作るには、足す成分より、水そのものを作り込むほうが近道でした。

研究室のビーカーで測っていた水は、いまは朝の散歩から帰ったあとにグルーミングスプレーとして犬の背中にかかり、夜には猫の毛並みをととのえるのに使われています。装置の設計図から見れば、ずいぶん遠いところまで来た使い道です。それでも、やっていることは水をつくることから一歩も出ていません。

犬と猫は、この技術にとって最後にたどり着いた相手であって、ゴールではありません。持っていく先はまだ増えると思います。ただ、いちばん近くで毎日使われているのが、いまはこの分野です。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

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よくある質問

ワンテンスはペット用品の会社ですか?
いいえ。1995年から水の電気分解を研究してきた会社で、本業は電解水の製造・開発です。mofuwaは自社ブランドのひとつで、ほかに人向けのIELUと、他社向けのOEMがあります。
なぜ犬と猫向けの製品を作ったのですか?
体を舐める、においに敏感、毛が密集している、頻繁には洗えない、という犬と猫の条件が、この電解水の性質と噛み合ったためです。とくに「舐める前提で作れる原料」であることが大きな条件でした。
電解水は犬や猫の皮膚の病気に効きますか?
そうした説明はしていません。私たちが示せるのは、どういう装置で作った水を、どんな条件で測るとどうなったか、というところまでです。皮膚の症状については動物病院にご相談ください。

本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。