C01ブランド/開発ストーリー
mofuwaという名前に、いま込めているもの
mofuwaという名前は、「もふもふ」と「ふわふわ」からできています。ペットも飼い主も、ふわっと幸せになってほしい。名前を決めたときの想いは、それだけでした。いまは、少し違う意味も入っています。累計50万本を超えて届けてきたなかで、名前のほうが意味を増やしていきました。この記事では、その想いの変化を書きます。
はじめは、手触りの言葉だった
名前の由来は単純です。もふもふ、ふわふわ。犬と猫を触ったときの、あの感じです。
そのうえで、ペットが幸せなら飼い主も幸せになる、という順番を大事にしたいと考えていました。「ふわっと、しあわせ。」という言い方に落ち着いたのは、その順番を短く言い表そうとした結果です。逆にはなりません。飼い主が満足するために犬や猫が我慢する、という向きの言葉は選びたくありませんでした。
「もふもふ」も「ふわふわ」も、誰かに教わらなくても口から出てくる言葉です。犬や猫を撫でているときに、意味を考えずに言っている。ブランド名は、覚えてもらう前に、もう知られている言葉のほうがよいと考えました。技術から名前を取ると、説明が必要になります。手触りから取れば、説明が要りません。
株式会社ワンテンスは、電気分解でナノより1/10のサイズにコントロールできる技術に由来します。会社名は技術、ブランド名は手触り。まったく別の系統の言葉を選んでいます。
使う人の話を聞くうちに、意味が増えた
ブランドを続けていると、想定していなかった使われ方に出会います。
- 介護をしている方:もう洗えなくなった子を、拭くために使っている
- 大型犬と暮らす方:浴室に入らないので、日々の手入れでしのいでいる
- 多頭飼いの方:頭数分の時間が取れず、洗う回数を減らすために使っている
- 保護犬・保護猫を迎えた方:まだ触られることに慣れていない子に、少しずつ使っている
- 体調を崩している子と暮らす方:長く洗えない時期を、拭くことでつないでいる
共通しているのは、「ふわふわにしたい」という願いより先に、「なんとかしたい」という事情があるということでした。名前が指していたのは仕上がりでしたが、実際に求められていたのはその手前の、続けられるかどうかのほうでした。
この差は、こちらが考えて出した答えではありません。使っている方が先にそう使っていて、あとから気づいただけです。ブランドの意味は、名づけた側が決めきれるものではない——続けてきていちばんはっきりしたのは、そこでした。
いま、名前に込めている3つのこと
そうした話を聞いてきたいま、mofuwaという4文字に入れている想いは、次の3つです。
| 込めていること | 具体的には |
|---|---|
| 仕上がりのこと | 触ったときにふわっとしている。もともとの意味です |
| 続けられること | 毎日できる手間であること。5分で終わり、道具が増えないこと |
| 負い目をなくすこと | 洗えなくても、時間がなくても、できることがあると伝えること。全部やるか何もしないかの二択にしないこと |
3つ目は、当初はまったく考えていませんでした。「うちの子をちゃんとケアできていない」と感じている方が、思っていたよりずっと多い。その気持ちを軽くすることが、ブランドの仕事に入ってきました。
毛並みを整えることが目的なら、もっと分かりやすい方法があります。オイルを足す、シリコーンでコーティングする。それをしないでたどり着ける範囲を、mofuwaの守備範囲にしています。
この3つは、順番にも意味があります。3つ目ができていないと、1つ目にたどり着けないからです。「ちゃんとできていない」と思っている状態では、続ける気力がもちません。続かなければ、仕上がりも変わりません。
だからmofuwaの記事では、できていないことを責めない書き方を選んでいます。やらなかった日があってもよい、という前提で手順を組む。毎日やることを前提にした手順は、一度途切れると戻ってこられなくなります。三日空いたところで、最初からやり直す必要はありません。空いた日を数えるより、次にできる日を決めるほうがずっと現実的です。
名前が、制約として働くこともある
名前は、できることを増やすと同時に、できないことも決めます。
「もふもふ、ふわふわ」を名乗っている以上、強い言葉づかいはこのブランドに似合いません。「除菌」「撃退」「完全」といった語を使いたくなる場面はありますが、名前のほうが止めてくれます。
効き目を強く書けないのは薬機法の要請でもありますが、仮に書いてよかったとしても、この名前では書きにくいと思います。結果として、法律と名前が同じ方向を向いています。
名前で止められるというのは、ありがたい仕組みです。ルールは忘れることがありますが、ブランド名は毎日目に入ります。強い言葉を書きかけたとき、上に並んでいる4文字が合っていないと感じる。その違和感のほうが、規則より速く働きます。書き手が何人いても同じように働くので、人が増えたときにも効きます。
一滴を、届け続けること
会社のほうの名前には、もうひとつの意味があります。長く研究してきたこの一滴を、悩んでいる場所に届けて、幸せの輪を広げていきたい、という考え方です。
研究室で作っていた水が、いま何十万という家庭にあります。グルーミングスプレーは楽天の週間ランキングで300週を超えて掲載が続いています。数の大きさより、その一本一本が誰かの1日に使われているということのほうが、実感としては大きいです。
はじめに込めたのは手触りだけでしたが、いまはそこに、続けられること、負い目をなくすことが重なっています。名前は変わっていないのに、指している範囲が広がりました。言葉のほうが器で、中身をあとから入れていくものなのだと思います。
mofuwaという名前に込めているものは、これからも増えると思います。使う人が意味を足していくものなので、こちらで決めきらないでおくのがちょうどよいのかもしれません。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- mofuwaという名前の由来は何ですか?
- 「もふもふ」と「ふわふわ」からきています。ペットが幸せなら飼い主も幸せになる、という順番を大事にしたいという考えから、「ふわっと、しあわせ。」という言い方に落ち着きました。
- ワンテンスという会社名の由来は何ですか?
- 独自の電気分解技術で、ナノより1/10のサイズにコントロールできることに由来します。長く研究してきた一滴を、悩んでいる場所に届けていきたいという意味も込めています。
- mofuwaの製品は毛並みを整えるためのものですか?
- 仕上がりも大事にしていますが、それだけではありません。毎日続けられること、そして洗えない事情がある方が負い目を感じずに済むこと。この3つを合わせて考えています。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
