C01ブランド/開発ストーリー

mofuwaという名前に、いま込めているもの

公開日 2026年8月30日|文=mofuwa編集部

日差しのなかで眠るふわふわの猫
名前のほうが、あとから意味を増やしていきました。写真:Khalid/Pexels

mofuwaという名前は、「もふもふ」と「ふわふわ」からできています。ペットも飼い主も、ふわっと幸せになってほしい。名前を決めたときの想いは、それだけでした。いまは、少し違う意味も入っています。累計50万本を超えて届けてきたなかで、名前のほうが意味を増やしていきました。この記事では、その想いの変化を書きます。

はじめは、手触りの言葉だった

名前の由来は単純です。もふもふ、ふわふわ。犬と猫を触ったときの、あの感じです。

そのうえで、ペットが幸せなら飼い主も幸せになる、という順番を大事にしたいと考えていました。「ふわっと、しあわせ。」という言い方に落ち着いたのは、その順番を短く言い表そうとした結果です。逆にはなりません。飼い主が満足するために犬や猫が我慢する、という向きの言葉は選びたくありませんでした。

「もふもふ」も「ふわふわ」も、誰かに教わらなくても口から出てくる言葉です。犬や猫を撫でているときに、意味を考えずに言っている。ブランド名は、覚えてもらう前に、もう知られている言葉のほうがよいと考えました。技術から名前を取ると、説明が必要になります。手触りから取れば、説明が要りません。

Note会社名のほうは、技術の名前です

株式会社ワンテンスは、電気分解でナノより1/10のサイズにコントロールできる技術に由来します。会社名は技術、ブランド名は手触り。まったく別の系統の言葉を選んでいます。

使う人の話を聞くうちに、意味が増えた

ブランドを続けていると、想定していなかった使われ方に出会います。

共通しているのは、「ふわふわにしたい」という願いより先に、「なんとかしたい」という事情があるということでした。名前が指していたのは仕上がりでしたが、実際に求められていたのはその手前の、続けられるかどうかのほうでした。

この差は、こちらが考えて出した答えではありません。使っている方が先にそう使っていて、あとから気づいただけです。ブランドの意味は、名づけた側が決めきれるものではない——続けてきていちばんはっきりしたのは、そこでした。

いま、名前に込めている3つのこと

そうした話を聞いてきたいま、mofuwaという4文字に入れている想いは、次の3つです。

名前に込めているもの
込めていること具体的には
仕上がりのこと触ったときにふわっとしている。もともとの意味です
続けられること毎日できる手間であること。5分で終わり、道具が増えないこと
負い目をなくすこと洗えなくても、時間がなくても、できることがあると伝えること。全部やるか何もしないかの二択にしないこと

3つ目は、当初はまったく考えていませんでした。「うちの子をちゃんとケアできていない」と感じている方が、思っていたよりずっと多い。その気持ちを軽くすることが、ブランドの仕事に入ってきました。

Pointふわっと、は結果であって目標ではありません

毛並みを整えることが目的なら、もっと分かりやすい方法があります。オイルを足す、シリコーンでコーティングする。それをしないでたどり着ける範囲を、mofuwaの守備範囲にしています。

この3つは、順番にも意味があります。3つ目ができていないと、1つ目にたどり着けないからです。「ちゃんとできていない」と思っている状態では、続ける気力がもちません。続かなければ、仕上がりも変わりません。

だからmofuwaの記事では、できていないことを責めない書き方を選んでいます。やらなかった日があってもよい、という前提で手順を組む。毎日やることを前提にした手順は、一度途切れると戻ってこられなくなります。三日空いたところで、最初からやり直す必要はありません。空いた日を数えるより、次にできる日を決めるほうがずっと現実的です。

名前が、制約として働くこともある

名前は、できることを増やすと同時に、できないことも決めます。

「もふもふ、ふわふわ」を名乗っている以上、強い言葉づかいはこのブランドに似合いません。「除菌」「撃退」「完全」といった語を使いたくなる場面はありますが、名前のほうが止めてくれます。

効き目を強く書けないのは薬機法の要請でもありますが、仮に書いてよかったとしても、この名前では書きにくいと思います。結果として、法律と名前が同じ方向を向いています。

名前で止められるというのは、ありがたい仕組みです。ルールは忘れることがありますが、ブランド名は毎日目に入ります。強い言葉を書きかけたとき、上に並んでいる4文字が合っていないと感じる。その違和感のほうが、規則より速く働きます。書き手が何人いても同じように働くので、人が増えたときにも効きます。

一滴を、届け続けること

会社のほうの名前には、もうひとつの意味があります。長く研究してきたこの一滴を、悩んでいる場所に届けて、幸せの輪を広げていきたい、という考え方です。

研究室で作っていた水が、いま何十万という家庭にあります。グルーミングスプレーは楽天の週間ランキングで300週を超えて掲載が続いています。数の大きさより、その一本一本が誰かの1日に使われているということのほうが、実感としては大きいです。

はじめに込めたのは手触りだけでしたが、いまはそこに、続けられること、負い目をなくすことが重なっています。名前は変わっていないのに、指している範囲が広がりました。言葉のほうが器で、中身をあとから入れていくものなのだと思います。

mofuwaという名前に込めているものは、これからも増えると思います。使う人が意味を足していくものなので、こちらで決めきらないでおくのがちょうどよいのかもしれません。

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よくある質問

mofuwaという名前の由来は何ですか?
「もふもふ」と「ふわふわ」からきています。ペットが幸せなら飼い主も幸せになる、という順番を大事にしたいという考えから、「ふわっと、しあわせ。」という言い方に落ち着きました。
ワンテンスという会社名の由来は何ですか?
独自の電気分解技術で、ナノより1/10のサイズにコントロールできることに由来します。長く研究してきた一滴を、悩んでいる場所に届けていきたいという意味も込めています。
mofuwaの製品は毛並みを整えるためのものですか?
仕上がりも大事にしていますが、それだけではありません。毎日続けられること、そして洗えない事情がある方が負い目を感じずに済むこと。この3つを合わせて考えています。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。